栃木の国保 Vol.70 2020.1/ New Year

道の駅もてぎ ツインリンクもてぎ 河井のささら のまちづく を訪ね、収納 り組み等について 紹介します。 とくナビAIを活用し更な 受診率向上を目指す 住民課国保年金係齋藤係長、鳴井 主査、杉山主査に課の取り組みにつ いてうかがいました。 齋藤係長は、 「国保年金係は職員 4名、レセプト点検員(嘱託) 1名 の計 5名で日々の業務にあたってい ます。健康増進部門と連携して糖尿 病重症化予防や特定健診、人間ドッ クの受診率向上にも力を入れていま す」と話し その他の受診率向上に係る取り組 みについてうかがうと、 「特定健診 受診率向上に向けて平成 29年度から とくナビ AIを活用した受診勧奨を 行っています。通知を送ったことに 対する反響もあり、手応えを感じて います。継続した保健指導などの取 り組みの成果もあり茂木町の受診率 は平成 29年度県内 2位となっていま すが、とくナビA Iをはじめ、より 効果的な勧奨を検証し、更なる受診 率向上に繫がっていけばと考え ます」と力 町民に対してベス 重複・多受診者減少 続けて医療費適正化対策の取 についてうかがうと、 「被保険者 多受診者対策に力を入れています。茂 木町独自の厳しい基準で抽出したリス トに基づき対象者へ勧奨通知の送付を 行っています。また、通知を出す前に は福祉、介護、健康増進部門とも情報 の共有を図り、町民一人ひとりに適し た服薬や受診の指導を行っていけるよ う連携して取り組んで 勧奨の 結果、 重複 ・ 多受診者も減少しています」 と手応えを話します。 第三者行為該当レセプトの発 見に努める 第三者求償に係る取り組みについて うかがうと、 「第三者行為該当レセプ トの発見に特に力をいれていきたいと 考えています。また、保険者努力支援 制度の項目にある消防や警察等との連 携については、茂木町の第三者求償の 案件数が非常に少ないことや他機関と の調整が必要なこと等から慎重に検討 が必要と考えています」と話します。 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 13

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