栃木の国保 Vol.70 2020.1/ New Year

保険者努 事業のよい 30年度から本格実施と 努力支援制度についてう 度のポイント獲得のため実施 成果がでているものもあり、新た を始める際のよいきっかけとなって と思います」と話す一方で、 「本当に被 保険者のためになる事業となるよう町と してよく検討し実施する必要があるとも 考えています」と話します。 30年度は 96%を超える収納率 を達成 茂木町の収納率についてうかがうと、 「町民の納税意識の高さに加えて、徴収 担当の積極的な取り組みの結果高い収納 率を達成しています。徴収担当と国保担 当でも連携して、更なる収納率向上 繫 がっていけばと思います」と話します。 一丸となって取り組む滞納整理 国保税の収納率向上へ向けた取り組み については税務課徴収係の湧井係長にう かがいました。湧井係長は、 「徴収業務 を所管する徴収係は現在 4名の職員で業 務にあたっています。昨年度より 1名職 員が増え 滞納繰越分滞 しました。また により、滞納額の少 ことで新たな 納者を増 心がけています」と話します 新たに捜索と公売を実施 また、 「国保税が世帯主に課税される ということを理解してもらえず、滞納と なる事例への対応が課題です」と国保税 特有の滞納整理の難しさを話します。 一方で、新たな取り組みについてうか がうと、 「今年度から財産調査のうえ初 めて町単独で捜索を行ないました。現在 差押えしたものを公売にかける準備を進 めています」と力強く話します。 その他に分納などの相談はもちろん平 日納付できない方の納付にも対応してい る『休日納税相談』を実施。町民の立場 に寄り添った取り組みにより更なる収納 率向上に期待されます。 積極的な滞納整理を目指す 徴収に関する課題についてうかがう と、 「滞納整理に更に力を入れていきた いと考えてはいますが、マンパワーの 不足によりあまり取り組めていないこ とが課題です。今後は、財産がない方 などについては執行停止などの滞納整 理を行っていく必要があると思います。 しかし大多数のまじめに納付している 町民のことを考えると、安易に執行停 止にして良いのか判断が難しい場合が あります。 っかりと財産調査を行い、 適切な滞納整理を行っていきたいです」 と前向きに話します。 各種教室の開催を通して町民 の健康推進を図る 茂木町の保健事業については、茂木町 保健福祉センター「元気アップ館」の梁 元気アップ館 藤枝保健師(左)と 梁木管理栄養士(右 ) ヘルスアップ教室の様子 里山ウォーク大会 ふみの森もてぎ 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 14

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