栃木の国保 Vol.70 2020.1/ New Year

木管理栄 した。町民の 業についてうかが 室』や『いきいき健康 初心者教室』などの教室 町民の健康づくりの更なる推 います」と話す一方で、 「教室に きない人への生活習慣病予防の普及 が課題です。地域での出前講座の実施や 地域サロン等介護部門と 連携などを検 討しています」と前向きに話します。 飽きない勧奨通知のレイアウト が必要 特定健診受診率向上に向けた取り組み についてうかがうと、 「とくナビAIを 活用した勧奨通知は受診にも繋がってい るので非常に効果はあると感じています。 しかし、同じ内容で続けていくと飽きら れてしまい勧奨の効果がなくなってしま うので、今後はレイアウト等検討してい く必要があるので ないかと思います」 と事業の手応えを感じつつも今後の課題 について話します。 専門的な人員の不足が課題 続けて課題についてうかがうと、 「町 民の健康づくりのため、動機付け支援や 積極的支援に力を入れていくため ンパワーが不足していると感じてい 専門的な知識を有した人員が必要であり 外部委託なども視野に入れ、町民の健康 づくりの事業を拡充していきた です」 と話します。 ケーブルテレビを活用した広報 事業 受診率アップに向けた広報事業につい てうかがうと、 「受診者が少なくなる 9 月、 10月健診の受診を勧奨するためケー ブルテレビでの広報を実施しています。 視聴者も多く、受診に繋がっていると感 じています。また、町民への健康づくり 支援の取り組みとしてケーブルテレビや 町報で『食改さんのしあわせレシピ』の 紹介も行っています」と話します。 子どもの肥満予防対策が課題 今後の課題についてうかがうと、 「遊 ぶ場所の減少やスクールバスの利用に よる運動 学童が増えて です。今年度は「 称し夏休みの生活習 て子ども向けのマイレー しました。子供を通じて家族 についての意識付けができればと ています」と将来を見通した保健事 の取り組みについて話します。 高い収納率や受診率に満足すること なく前向きに事業に取り組む茂木町。 町民のよりよい生活のために関係各課 が連携して事業に取 んでいる様子 を取材することができました。 食改さんのしあわせレシピ (町報「もてぎ」より) 糖尿病予防教室の様子 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 15

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