栃木の国保 Vol.70 2020.1/ New Year
新年のごあいさつ 国保の安定的運営に向けて 栃木県国民健康保険団体連合会 理事長 広 瀬 寿 雄 新年明けましてお ます。 令和 2年の年頭にあたり、謹ん ご挨拶を申し上げます。 会員の皆様におかれましては、健 やかに希望に満ちた輝かしい新春を お迎えのことと、心よりお慶び申し 上げます。 また、旧年中は本 の事業運営に つきまして、格別のご理解 ご協力 をいただいておりますことに、厚く お礼申し上げます。 昨年は 10月に発生しました台風 19 号の影響により、本県においても甚 大なる被害が発生し 被災された多 くの皆様には心よりお見舞申し上げ ます。関係者の皆様におかれまして も、県内各地で復旧作業等の対応に ご尽力されていることと存じ、 1日 も早い復興を願っております。 さて、国民健康保険は、年齢構成 が高く低所得者層などの割合が高い という構造的問題と少子高齢化 進 展の中で、医療費のさらなる増加は 必至であり、その 厳しい状況が続いてお 国においては、県が財政 任主体となる新たな国保制度 成 30年度より開始されたところで すが、医療費水準の平準化や保険料 の算定方法の統一化、赤字の解消な ど、更なる国保 安定的な運営 た め、様々な取り組みが計画 に進め られております。 一方、昨年 5 月には審査支払機関 としての機能拡充を行うため、 「医療 保険制度の適正かつ効率的な運営を 図るための健康保険法等の一部を改 正する法律」が成立し、審査支払機 関の機能強化においては、公正・中 立な審査の実施等を通じた医療の質 の向上 ど、業務運営の基本理念が 新たに規定されるとともに、医療保 険情報に係るデータ分析業務が審査 支払機関の業務として明確化された ところです。 本会といたしましては、こうした 国の動向等に迅速的確に対応し が ら業務の効率化を り組む地域住民の健康 費適正化の支援など更な 事業運営に努めて参ります。 保険者の共同目的達成機関として 責務を十分に認識し、国民健康保険 の安定的運営の確保に向けて関係機 関の皆様と連携を密にし、諸問題の 解決に向けた取組み 全力で進めて 参る所存でございます。 会員の皆様におかれましては、今 後とも更な ご支援、ご協力 賜り たくお願い申し上げますとともに、 益々のご多幸とご発展を心から祈念 申し上げまして、新年のご挨拶とい たします。 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 2
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