栃木の国保 Vol.70 2020.1/ New Year

新年のごあいさつ ふるさとに誇りを持てる“とちぎ” 栃木県 知 事 福 田 富 一 栃木県国民健康保 の皆様、あけましてお ます。 平成 30( 2018 )年4月から県が 財政運営の責任主体となり、新た 民健康保険制度がスタートしたところ ですが、会員の皆様の御陰を持ちまし て順調な運営が実施できておりますこ とに、改めて感謝申し上げます。 さて、昨年は令和元年台風第 19号に 伴う記録的な豪雨により、県内でも尊 い人命が失われたほか、家屋や店舗、 工場等の浸水をはじめ、河川・道路等 の公共施設、農地や森林、農作物等に 甚大な被害が発生しました。一日も早 い被災者の生活の安定と被災地の復 旧・復興のために、国や市町をはじめ 関係機関と緊密に連携し、生活や生業 の再建を全力で支援して参ります。 現在本県では、目指す将来像「人も 地域も真に輝く 魅力あふれる元気な “とちぎ” 」の実現に向け、来年度に計 画期間の最終年度となる栃木県重点戦 略「とちぎ元気発信プラン」の総仕上 げを行うとともに 気候変動などに起因す するため、中長期的な展 期プランの策定を進めており 3月には、 本県において東京 2 0 2 0 オリンピック聖火リレーが実施され ます。また、夏に開催される東京 2020 オリンピック・パラリンピッ ク競技大会に向け、ハンガリー選手に よる事前トレーニングキャ プの実施 が予定され、多くの外国人観光客が来 日することが予想されることから、拡 大するインバウンド需要を取り込むほ か、その2年後に本県で開催する第 77 回国民体育大会「いちご一会とちぎ国 体」及び第 22回全国障害者スポーツ大 会「いちご一会とちぎ大会」につきま しても、県民総参加で感動を共有でき る大会となるよう、各種取組を着実に 進めていきたいと考えております。さ らに、本県の魅力・実力を、デジタル 技術を活用して国内外に発信するなど、 とちぎブランドの確立により一層努め て参ります。 国民健康保険の安 びに市町の国保事業の 率的な運営を図る目的で た「栃木県国民健康保険運営 次年度で最終年度を迎えます。運 針で定めている目標の達成並びに次期 運営方針の策定に向け、皆様のより一 層の御協力を賜りますようお願い申し 上げます。 栃木県保険者協議会につきまして も、今年度から県保健福祉部長が会長 を務め 県内の全保険者が参画する組 織体制への拡充が行われたところです。 トップセミナーの開催等を通じて県民 の健康増進と医療費適正化に向けた機 運醸成と合意形成を図りながら、保険 者や関係機関の連携・協力による効果 的な保健事業の促進を図って参ります ので、皆様におかれましては、引き続 き御理解と御協力をお願いいたします。 本年が皆様にとって素晴らしい年と なりますことをお祈り申し上げまして、 新年のごあいさつといたします。 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 3

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