栃木の国保 Vol.70 2020.3/ SPRING

第87回全日本アイスホッケー選手権大会で優勝しました! 1 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 19 ―――試合の前日など特別に気を 付けていることはありますか? ルーティーンを決めてしまうと、イ レギュラーなことが起きた時に生活リ ズムが乱れてしまうので特別なことは していません。普段通りに過ごすこと を心掛けていますが、一歩リンクに足 を踏み入れたら試合へ気持ちを切り替 えるようにしています。 ―――激しいスポーツですが、ど のようなケアをしていますか? 試合前、試合後は当然ではありますが、 しっかりアイシングやストレッチでケア をしています。 まずは、「怪我をしない体を作ってから ホッケーに活きる筋肉を付けていく」と いうのが、僕のシーズンを通してのやり 方なのですがそおかげもあってか大 きな怪我というのはあまりしないですね。 ―――アイスホッケーは激しい動 きの中で、さらに道具(スティッ クなど)を扱うスポーツですが、 やはり正しいフォームでないと怪 我などに繋がることもあるので しょうか? 間違ったフォームで続けていると当 然怪我などに繋がることもあると思い ます。どのスポーツにもいえることだ と思いますが、基礎は本当に大切です。 現在、スティックはカーボンが主流 ですが、ジュニアでアイスホッケーを やっている子供たちには、最初はぜ ひ木製のものを使ってほしいと個人的 に思っています。僕も、父の教えもあ り最初は木製のものを使っていました。 木製は扱いが難しい反面、パックの感 覚なども伝わりやすく正しいスティッ クの使い方を考えながら覚えることが できます。子供の内から基礎をしっか りと覚えてほしいなと思いますね。 ―――ありがとうございました。 大変勉強になりました。それでは 最後に、読者に向けて一言おねが いします。 健康でいることが人生の中で 番大 切です。自分が年齢を重ねた時に健康 でありたいと思うのであれば、まずは 日々の食生活から気を付けてもらいた いと思います。今 少しでも食生活 を意識することで、将来健康な生活を 送ることができる思いますし、「人 生 100 年」も実現できるのではない でしょうか。 また、皆様の応援のおかげで、全日 本の大会優勝することができました。 これからは今いる選手を中心に、光 アイスバックスの伝統を守りながら常 勝チームを作り上げていくので、応援 をしていただけると嬉しいです!ぜ ひ練習や試合を見に来てください! 以上、H.C.栃木日光アイス バックスの寺尾裕道選手へのインタ ビューでした。プロスポーツ選手とし て、普段実践ているトレーニングや 心構えなど詳しく教えていただき、大 変勉強となった取材となりまし。

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