栃木の国保 Vol.70 2020.9/ AUTUMN

住民課 宮崎保健師 28 野木町役場外観 町の鳥ふくろう 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 10 ました。野木町は県内でも収納 率が高く、町民の方々の納税に 対する意識の高さも伺えます。 また、「毎週木曜日は、住民課 と税務課の収税係の窓口を午後 7時まで延長して対応していま す」と話し、週に1度窓口を延 長し、納付しやすい環境を整え ることで収率向上に繋がると 考えているといいます。 外国人被保険者の課題 保険者努力支援制度の評価指 標にもなっている外国人被保険 者に向けた取り組みとして、「英 語・中国語・韓国語・スペイン語・ ポルトガル語の計5か国語に対 応した市販のパンフレットを使 用し、保険税納付の必要性を含 む国保制度の概要を窓口で説明 しています」と、必に応じて パンフレットの配布を行うこと で外国人被保険者の国保制度へ の理解を深めているようです。 野木町の健康づくりへの取組 住民の健康づくりに関する保 健事業については、宮崎保健師 に伺いました。「野木町では平成 年に『自分でつくる みんなで 支える キラリと光る 健康タウ ンのぎ』を宣言し、健康づくり に力を入れてきました。 タ ウンのぎ事業の一つとして、『の ぎ健康マイレージ』事業があり、 健康づくりに関するポイントを 貯めた方に記念品を贈呈してい ます」と話し、このポイトは 健診を受診することで獲得する ことができ、健診を受診するモ チベーションの向上に繋がって いるとのことでした。 また、「今年度はコロナウイル ス感染症拡大防止のため中止と なりましたが、毎年『健康タウ ンのぎ測定会』を開催していま す。国保連合会や製薬会社の協 力を得て、体力測定骨密度測 定、肺年齢、血管年齢等の測定 を実施しています」と続け、多 くの住民の方が参加しているよ うです。 コロナ流行による影響 町の実施する集団健診につい ては、新型コロナウイルス影 響により中止とした6~7月分 を来年1~2月に受診日を拡大 して、できる限り昨年度と同程 度の健診が実施できるような計

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