栃木の国保 Vol.71 2021.1/ NEW YEAR

栃木県の南西部に位置する足利市は、 北部を山々に抱かれ、市の中心部を渡 良瀬川が東西に流れる自然豊か な街です。 夕暮れ時には森高千里 さんの「渡良瀬橋」 にあるような、 「夕日がきれいな街」が 目の前に広がります。 近年は「映像のまちあしかが」 として 多くのドラマや映画の撮影も行 われ、ス クランブル交差点を再現したセ ットを使 用しての撮影など、多くのメデ ィアに取 り上げられました。 スマートウエルネスシティを掲 げる足 利市は、昨年4月にスマートフ ォン版健 幸マイレージ「足(あし)すと 」を開始 しました。多くの方に参加いた だき、コ ロナ禍でも「密」を避けて取り 組めるウ オーキング運動不足を解消す る市民が 増加しており、生涯にわたり健 やかで幸 せに暮らせるまちを目 指しています。 今年は市制100周年を迎える にあた り、「プロジェクト A100」の名のも とに、足利市の持つ歴史や文化 を内外に 発信し、未来へのメッセージと なるよう な様々な事業を企画し、実施し てまいり ます。 さて、本市の国保運営協議会会 長を務 める中山富夫氏は、平成 年6月から現 職を務め、平成 年4月から県内 市町 の会長で組織される栃木県国保 運営協議 会長会の会長として、国保事業 の運営に ご尽力をいただいております。 また、足 利市議会議員として現在7期目 在職中で あり、その間に市議会議長、監査委員、 農業委員を始め、幅広い分野に いて要 職を歴任し、ご活躍を されています。 制度改革により、県が市町とと もに国 保の運営を担うようになってか ら早くも 4年目になろうとしております が、今後 も持続した財政基盤の安定化を 図ること が重要となります。 また、3月からはマイナンバー カード が健康保険証として利用できる ようにな り、被保険者の利便性が高まる ほか、医 療機関等においては資格をオン ラインで 確認できるなど、国保における デジタル 化が図られていきます。会長に おかれま しては、健康にご留意いただき 、これま での豊富な経験と知識を活かし 、市民 が安心して健康に暮らせまち づくりの ため、なお一層のご活躍を期待 しており ます。 会長の一言 23 25 25 「国保制度の健全な運営のために」 国保制度は、被保険者の高齢化や医療技術の高度化等による医療費の増 加に伴い、歳入の確保と医療費適正化などの積極的な取り組みが求められ ています。 運営協議会として保険者業務を支えると共に、ジェネリック医薬品の使 用促進や特定健康診査等の受診率向上など、関係機関と連携を密にし、健 全な運営に努めてまいります。 国保運協会長プロフィール 中 なか 山 やま 富 とみ 夫 お 足利市 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 10

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