栃木の国保 Vol.71 2021.3/ SPRING

審査形態への対応について国 保 中央会・審査委員会と連携を 図 りながら検討を進める。 併せて、普通交付金収納 事務、 出産育児一時金等支払業務及 び 風しん追加的対策事業に係る 請 求支払業務について、適正な 事 務処理に努める。 更には、後期高齢者医療 事務 代行業務についても、効率的 な 事業展開に努める。 共同事業の効率的推進 保険者事務共同電算処理 事業 等の更なる事業の拡充を図る た め、国保総合システムの機能 改 善による保険者事務の効率化 と 国保情報集約システム及び国 保 データベース(KDB) テ ムの適正な運用を実施すると と もに、保険者ニズに沿った 価 値あるデータ提供を行い、 険 者支援の充実強化に努める。 また、第三者行為損害賠 償求 償事務については、損害賠償 責 任保険等に加入しているすべ て の案件について保険超過分を 含 め本事業へ移行 するとともに、 求償金滞留防止に努め、保 険 者事務の効率化を図る。 さらに、海外療養費不正 請求 対策支援業務の適正な事務の 執 行と、国保税 賦課シミュ レー ション支援事業 の充実に努め、 事業の推進を図る。 実効性のある保健事業の支 援 強化と特定健診等データ管 理 業務の適正執行 生涯元気で活力ある地域 づく りを支援するた めの人材育成、 国保データベース(KDB )シ ステムからの医療データ活 用 などに基づく保健事業を推進 す るとともに、栃木県保険者協 議 会を通じ、地域・職域保険の 連 携強化等により保健事業の実 効 性を高めるなど市町保健 の 支援を行う。 また、医療保険情報を活 用し たデータ分析・生活習慣病( 予 備群)減少のためのデータ提 供 活用支援、高齢者の保健事業 と 介護予防の 一体的な実 施及び 糖尿病性腎症重症化予防の推 進、 並びに人工知能「とくナビAI」 を活用した受診率向上支援の 充 実強化を図るとともに、重複 服 薬者等訪問指導等支援事業を 実 施し医療費適正化の推進に努 め る。併せて、特定健診等のデ ー タ管理業務の適 正執行を行い、 保険者事務の効率化に努める。 介護保険・障害者総合支援 事 業関係業務の適正執行 介護給付適正化対策事業 の積 極的推進による保険者支援の 強 化を図るとともに、介護給付 費 等審査支払業務、障害者総合 支 援給付費及び公費負担医療等 審 査支払業務の適正執行並び に 介護サービスの質的向上を図る。 また、令和3年度に予定 され る介護保険の制度改正・報酬 改 定及び障害福祉サービス等の 報 酬改定について、同改定に対 応 したシステム環境の整備を行 い、 保険者事務の効率化を図る。 新規事業への対応 本会中期事業計 画に基づき、 保険者等のニーズに対応した 事 業を実施するとともに、令和 3 年度に予定されている各種シ ス テム等(第三者行為損害賠償 求 償事務シス テム・介護保 険者 ネットワーク等)の機器更改 対 応に万全を期すとともに、オ ン ライン資格確認開始にあたっ て は、適正な運用を実施し保険 者 事務の軽減を図るほか、被保 険 者証番号個人単位化に対応 す るため必要なシステム改修等 を 進める。 また、医療と介護の突合 点検 業務を実施し、更なる保険者 支 援の拡充を図り、医療及び介 護 給付の適正化の推進を行う。 更には、新型コロナウイ ルス ワクチン接種に係る費用の請 求 支払事務を実施することによ り 公的機関としての役割を果た し ていく。 成果を生み出す組織体制・ 事 務運営等の整備 保険者に満足してもらえ る成 果を生み出す事業を効果的に 進 めるため、令和3年度本会事 業 計画の重点目標の取り組み方 針 に沿って事務局体制の整備 、職 員の資質の向上、事務運営の 改 善に努める。 また、組織の運営と業務 の信 頼性・有効性確保のため、情 報 セキュリティ強化努める。 (3) (4) (5) (6) (7) 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 4

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