栃木の国保 Vol.71 2021.3/ SPRING

上三川町庁舎の正面玄関に咲く色とりどりのクルメツツジ 窓口に飾られた折り紙 住民課国保年金係のみなさん 14 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 9 た「吉澤章 」氏の出 身地で す。今や世界の標準語となった “ O R I G A M I ”、その原点は 「上三川町の風景」とも言われて います。 今回は、町民から「住んで良 かった」と思い続 けてもらえ る魅力的な町であり続けるため、 “ O R I G A M I ” をキーワード に、新たなまちづくりを目指し ているという上三川を取材し ました。 なお、今回は新型コロナウイ ルス感染予防の観点より、We b会議サービスのZoomを使 用しての取材となりました。 まず初めに、住民課の取り組 みについて、齋藤副主幹と根本 主査にお話を伺いました。齋藤 副主幹は、「上三川町では、 例年、 資格の適正化として年金ネット を活用しています」と話し、加 入届の未提出者をリストアップ して勧奨するなど、資格の適正 化に力を入れているといいます。 一方、根本主査は「通知や案 内を行っても、既定として定め ている 日以内に届け出てもら えないことが多く、対象者の方 の資格の切り替えがなかなかで きないのが現状」と話します。 期日内の手続きを望む保険者 と諸事情等により期日内に届け 出ることが難しい被保険者。双 方の思うように進められない点 は、今後も課題であるといま す。 保険者努力支援制度の評価指 標に係る取り組みについて、引 き続き根本主査に伺いました。 上三川町では、毎月病院名や 傷病名から第三者行為が疑われ るレセプトを抽出し、負傷原因 を照会したり、照会の際に被害 届に関するリーフレットを同封 したりすることで、第三者行為 の励行に力を入れているといい ます。 根本主査は、「負傷原因の照 会を、多い月で3 ~4件ほど 行っています。実際第三者行 為に該当する数は少ないものの、 照会を たほぼ全ての被保険 者から問合せに対する反応があ ります」と話します。負傷原因 の照会は第三者為該当る 負傷原因照会実施による 第三者行為の励行 年金ネットを活用した 資格の適正化

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