栃木の国保 Vol.71 2021.9/ AUTUMN

▲国保給付グループの職員の方々 3 59 22 次世代型路面電車(LRT)の除幕式 宇都宮駅東口交流拠点施設 完成イメージ 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 12 通知については、標記項目の見直し を行っていく」と、本会の共同電算 処理運営委員会へ提案するなどとし て、医師会等への調整を進めながら 被保険者によりわかりやすく伝わる ように取り組んでいく方針をお話い ただきました。 また、医療費適正化に向け、レセ プト点検を推進しており、医療事務 資格を有する会計年度任用職員によ る点検を実施 他、糖尿病重症化 予防事業を実施し、重複・多受診者 や血糖検査結果が糖尿病領域にある 未受診者などに対しては、文書や電 話、訪問等に より職員(薬剤師1名) と、会計年度任用職員(看護師2名 、 管理栄養士1名)の4名が保健指導 にあたります。 特定健診受診率向上の取り組みに ついては保健所の健康増進課と保険 年金課にお話を伺いました。 特定健診の受診率向上に向け、個 別健診と集団健診の実施・集団健診 における特定健診とがん検診の同日 実施を行っていると いいます。 また、集団健診予約センター(電 話)や集団健診予約システム(イン ターネット) によって予約受付を 行っ ており、受診しやすい環境整備を行 うことで受診率の向 上を目指します。 なお、この集団健診予約システム は、令和3年度に予約プランの案内 や健診項目の選択機能の追加などを 行い、使いやすく見やすいデザイン へと変更され、前システムでは3か 月までだった予約可能期間が、年度 末(翌年 月)までの全日程の予約 が可能となったことで利用しやすい システムへアップデートされたとい います 。 その他の取り組みとして、昭和 年度から人間ドック、平成9年度か ら脳ドックの受診費用補助を継続し ており、さらに平成 年度からは、 特定健診と人間ドックの同時受診の 場合には基本の補助額(1万円)に 上乗せした補助を実施することで、 医療費適正化と受診率の向上を目 指します。 市民に向けた普及啓発としては、 広報紙や地区回覧、市のホームペー ジやラジオ(ミヤラジ)を使った 不特定多数への周知の他、保険年 金課窓口にて新規国保加入者に対 しての健診案内チラシの配布を行 うなど、個人への勧奨も行ってい るといいます。 なお、更なる普及啓発を目指し、 年度当初には特定健診対象者にが 環境整備で目指す 受診率の向上 広報による普及啓発

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