栃木の国保 Vol.71 2021.9/ AUTUMN

国保総合システムの次期 更改等に係る国庫補助 獲得のための陳情を実施 通常総会にて決議 通常総会で は、国保総 合シ ステムの次 期更改に係 る国庫 補助要請 ための決議 が行わ れ承認されたところであ る。 次期国保総 合システム の更 改について は、社会保険 診療 報酬支払基 金(以下、支 払基 金)システ ムとの整合 性の確 保やクラウ ドサービス の利用 等 、令和3年3月 日に厚生 労働省・支払 基金・国民健 康 保険中央会( 以下、国保中 央 会)の三者 連名で策定・ 公表 した審査支 払機能に関 する改 革工程表(図 1)の内容を 実 現していく 必要がある が、シ ステムの開 発に必要な 人材や 期間の確保 に加え、現時 点で 収集可能な 情報に基づ く概算 で、全国にお いて百数十 億円 の財源不足 が見込まれ ている ところ(国保中央会試算 )。 全国の国民 健康保険団 体連 合会(以下、国保連合会)で は、 その開発費 用を自ら保 有する 積立金(減価 償却費等) では 賄いきれな いため、審査 支払 手数料等を 引き上げて 対応せ ざるを得な い状況にあ り、令 和6年更改 のかかり増 し経費 について国 庫補助を確 保する ことが不可欠となる。 地元選出国 会議員へ要 望書を 提出 本会におい ては、市町 の財 政負担の軽 減を図るた め、地 方組織一体 となってこ の課題 に取り組み、 国保中央会 や全 国の国保連 合会と足並 みを揃 えて国庫補 助獲得のた めの要 請活動を行うこと としており、 8月4日に 新型コロナ ウイル ス感染拡大 を踏まえ書 面にて 栃木県選出 国会議員8 名へ陳 情を行った。 なお、衆議院議 員の佐藤 勉 31 ▲(図1)審査支払システム改革のための工程表 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 6

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