栃木の国保 Vol.71 2021.9/ AUTUMN

壬生町は、栃木県央南部に位置 し、東 京からは北に約 キロメートルの距離に あり、東・南は下野市、西は栃 木市、北 は鹿沼市と宇都宮市に隣接しています。 地勢、西境を思川、中央部を 黒川、東 境沿いを姿川が流れており、関 東平野の 北部に当たるほぼ平坦な地形で す。また、 東武宇都宮線の4つの駅が町内 にあると ともに、北関東自動車道壬生インター チェンジが東自動車道と連結 しており、 広域的交通の利便性が高い町 なってい ます。 また、「全国藩校サミッ ト」が 月に開催される予定 です。正徳3年 ( 1713 )に設立された壬生藩校学習 館は栃木県内でも最も設立が早 く、全国 でも 番目に設立された最先端の藩校 で した。跡地には現在の壬生小学 校があり、 町内の小学生の論語教育は 年の実績を 重ねています。 さらに、令和4年に開催される 「いち ご一会とちぎ国体」において、 壬生町で はスポーツクライミングと銃剣 道のほか、 ターゲット・バートゴルフの開 催が予定 されています。 人口 万人当たりの医師数全国5位、 看護師数全国5位となるなどの医療環 境の充実や、公園や緑地の豊かな自然 によって「住みよい 住み続けたい」 と 割近くの町民が思っており、来年 度の新庁舎開庁など、 「壬力(壬生町の 魅力)」あるまちづく りへと着実に進ん でおります。 さて、壬生町国保運営協議会会 長を務 められている山縣会長は、令和 元年度か ら当協議会の会長として、国保 事業の運 営にご尽力をいただいておりま す。 また令和元年度から壬生町自治 会連合 会副会長にも就任され、地域の 皆様と行 政のパイプ役として、ご活躍さ れていま す。会長就任時の令和元年度の 税率の見 直しの際は国保運営協議会で協 議を重ね ていただき、国保財政の健全化 に多大な ご尽力をいただきました。 また、近年は、新型コロナウイ ルス感 染症の拡大によって、国民の生 活様式は 大きく変化しています。困難な 状況では ありますが、時代に合わせた国 保運営の 在り方を見直していくため、ご 活躍いた だきますことをご期待しており ます。 会長の一言 90 11 10 12 10 9 健康に暮らせる環境づくりに向けて 生活習慣病防止等を目的に特定健診・特定保健指導を実施していますが、 令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、特定健康診査受診率が 大きく下がってしまいました。 今後は、感染症予防に努めながら特に40代の国保加入者が特定健康診 査を受診しやすい環境を作ることで、受診率向上に努めてまいります。 国保運協会長プロフィール 山 やま 縣 がた 博 ひろ 司 し 壬生町 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 8

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