栃木の国保 Vol.72 2022.1/ NEW YEAR

高根沢町は、首都東京か らお よそ100㎞の距離にあり 、栃 木県のほぼ中央に位置し、県 都 宇都宮市に隣接しています 。町 の西側を国道4号とJR東北 本 線が縦断し、首都東京まで新 幹 線で 分程度で連絡し、交通の 利便性が高い町です。 また、西南端には皇室の 食料 を生産している「御料牧場 」が 立地し、令和元年度には、皇 位 継承に伴う重要祭祀「令和の 大 嘗祭」において、悠紀地方の 斎 田として高根沢町で収穫され た 「とちぎの星」が供納されました。 近年、町は大きく変わり つつ あり、令和2年度には地域の 情 報発信の拠点、地域と観光客 の 結節点となる「道の駅たかね ざ わ 元気あっぷ むら」がオ ー プンし、さ らに医療用器 具の 世界トップシェアを誇るマニ ー 株式会社の 進出が決ま るなど、 地域の活性化や地域医療のさ ら なる発展に期待が高まってい る ところです。 さて、高根沢町の国民健 康保 険事業の運営に関する協議会 会 長を務めら れている鈴 木会長 は、平成6年 度から現在 に至 るまで町議 会議員とし て議長 などの要職 を務め、地域 の皆 様と行政の 架け橋とし てご活 躍されています。 会長就任時 の令和3年 度は、 新型コロナ ウイルス感 染症に 伴う条例改 正や国民健 康保険 のオンライ ン資格の推 進など について協 議を重ねて いただ き、被保険者 の生活基盤 の安 定や国民健 康保険証の 利便性 の向上に多 大なご尽力 をいた だきました。 引き続き、新型コロナウ イル ス感染症拡大に伴う社会基盤 の 変化や行政 のデジタル 化など、 時代に合わせた国民健康保険 の あり方につきまして、ご活躍 い ただきますことを期待してお り ます。 会長の一言 60 「データヘルス計画を活用した医療費の縮減に向けて」 新型コロナウイルス感染症拡大により、病院での受診が控えられ、本町 においては医療費が全体的に減少傾向にありますが、令和元年から令和2 年度にかけて、糖尿病の患者数・医療費が県内市町と比較して増加傾向に あります。 令和3年度から糖尿病重症化予防事業を重点的に行い、引き続き、被保 険者の健康と財政運営健全化を目指していきます。 国保運協会長プロフィール 鈴 すず 木 き 利 とし 二 じ 高根沢町 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 11

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