栃木の国保 Vol.72 2022.1/ NEW YEAR

エリアとな ってい ます。こうした様々 な観光資源の活用により、地域と 産業が調和する活力あるまちづく りに努められ ています。 今回は市民との絆を大切にし、 対話・協働・ 連携を深めながら 「選 ばれる都市もおか」を実現 た めに、将来を見据えた 5つの プロジ ェ クトをまちづくりの基本戦略と位 置づけ、リーデ ィングプ ロジェ クトと して重点的に取り組まれる真岡市 を訪ね、様々な事業 の取り組みにつ いて伺っ た内容を紹介します。 取材は、真岡市国保年金課の秋 田谷課長補佐兼係長、 飯塚副主幹、 松平主事の3名 に各課からの資 料を 基にお話を伺い ました。 国保年金課では現在、 職員6名、 会計年度任用職員3名の計9名が 国保業務に努めら れています 。最近 の取り組みとして、新型 コロナウイ ルス感染症(以下、 コロナ)の流 行 新しい生活様式への 対応と返還金事務の改善 持つ躍動感や 迫力を身近に体感す る ことができます 。 歴史ある門前地区では古い街並 みを残しつ つ、カ フェや 雑貨販売など、 古民家を改装した新しいシ ョップ が 建ち始め、日本の 都市公園100 選 に選定される井頭公 園は、 ・3 の広大な敷地に、 中央の池を囲む形 で丘陵地と雑木林が広がり、園内 には、一 万人プール やバラ園、 花鳥館 等の施設が整備 されていま す。 また、周辺に は真岡井頭温泉「い ちごの湯」や勤労者研修交流施設 「いちごチャ ットパレス 」、井頭観光 いちご園等の 施設が点在し、四季 を 通じて市内外から 多くの人が訪れ る に伴い、新しい 生活様式に沿った 各 種手続きの変更を行 ったとい います。 限度額認定証申請・更新や国保 加入なども郵送で対応するように なりました。 なかでも、高額療養費支給申請 について 、「令和2年度から は全件 ターンアラ ウンド方式を採用し、 住 民の方が来庁せずとも申請が出来 るようになりました」話、感 染リスクを減 らし、住民の負 担軽減 が図られて います。 また、脱退後に国保の保険証で 医療機関を受診した場合、窓口等 の返金の手続きを極力減らし書 類のやり取りで完結する保険者間 調整を推奨してい ます。「返還金 の 案内通知につ いては前年度から、 3 回目以降は黄色のカラー封筒を使 用して催告することで、視覚的に 目立つような工夫を行っ ています」 と話し、「最近では以前よりも反 応が早くなっ たと感じてい ます」と、 取り組みの効果は比較的高いこと が伺えました。 人間ドック の利用促進として、 未 受診者に対して市が独自で作成し たパンフレ ットで窓口での勧奨を実 施する他、広報の掲載時期( 月 頃)に未受診者に対して勧奨通知 を送付するなどの取り組みを行っ ています。 真岡市独自の健康支援 93 ha 11 道の駅にのみやで販売されている 「いちごロールケーキ」 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 15

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