栃木の国保 Vol.72 2022.1/ NEW YEAR

▲「歩き塾」を受講する様子 ▲ラジオ体操(グループ活動)の様子 40 50 平成30年度 令和元年度 令和2年度 総人口(人) 80,808 80,395 79,896 総世帯数(世帯) 30,946 31,359 31,640 国保被保険者 加入世帯数(世帯) 11,830 11,485 11,455 被保険者数(人) 20,814 19,848 19,491 被保険者加入率(%) 25.8 24.7 24.4 保険料(税) 収納状況(現年分) 一人当たり調定額(円) 100,031 107,234 105,395 収納率(%) 92.1 91.9 92.9 一人当たりの療養諸費費用額(円) 324,394 334,592 330,160 特定健診・特定 保健指導の状況 特定健診受診率(%) 45.6 44.1 37.3 特定保健指導実施率(%) 51.7 50.4 51.7 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 17 ベントと なって います。同期間内に は 健康運動指導士からウォ ーキングの 基本を学ぶことが できる「歩き塾」 を実施し、運動が習慣 化すきっ か けとなるよう 推進されて います。 保険者努力支援制度の 指標の1つ となっ ている特定健診 の受診率につ い ては、コ ロナ禍にあ っても市民に 健診 受診の機会を提供 できるよう、感 染 症対策を徹底したう えいち早 く集 団健診を再開したと い真岡市です が、昨年度の受 診率は大幅に減少 し ています。 そこで、予約がス ムーズに行える ようにWe b予約システ ムを導入し、 土・日開催や ~ 代限定で開催す るなどの受 診機会を増やし ています。 また、特定保健指導は個別性の 高さを目指し、一 人でも多くの方に 保健指導の機会が提供で きるよう、 面談の日程調整や 土・日の保 健指導 日の設定が行わ れています 。 真岡市はメタボ該当者や糖尿病 リスク者が非常 に多い点が課題と さ れており、 「該当者だけでなく、今 後移行するリスク の高いメタ ボ直前 者への働 きかけを強化し、未然 に防 ぐ対策を検討してい ます」と話し、 既に実施して いる糖尿病重症化 予防 に関する各事業実施方法を見直 し、個 別指導の他に小 集団でのグ ルー プ指導、保健師や管理栄養士に加 え、健康運動指導士薬剤師と連 携した総合的なプ ログラム を実施す ることが予定さ れています 。 今年度の下半期から は県のモ デ ル事業としてI CTを活用した保健 指導を試験的に開始し 、アプリの 活 用による生活習慣の可視化、そ に伴う生活改善や自己管理 の定着、 モチベーシ ョンア ップなど、良い 効果 が出ることを期待 します。「生 活習 慣は一 朝一夕 で変わるもの ではありま せんが、毎日 の小さな積み重ね が大 きな成果として『健康』 に繋がっ て いきます。住民の皆 さまの健康づく りを応援できるよう、今後も様々 な取組みを行って いきたいと思い ます」と、今後の 目標をお話い ただ きました。 将来都市像『JUMP UP も おか 〜 だれもが“わくわく”する まち 〜 』を実現するため、様々な 取り組みを積極的に 行う真岡市へ の 取材でした。 コロナ禍の健診機会の再開 課題改善のための取り組み

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