栃木の国保 Vol.72 2022.1/ NEW YEAR

実際のインターネッ ト公売の流れに ついて資料を基に説 明があり、経験 談を交えながらの捜 索事例は、捜索 を実施したことのな い参加者たちの 関心を引きました。 また、近年の新型コロナウイル スの流行によって捜索の施が躊 躇われていることについて、 「ガイ ドラインを新たに作成し、体調管 理や感染防止対策を徹底すること で捜索の実施は可能である」と話 し、捜索は自宅で身動きの取れな くなっている人や公的支援が必要 な滞納者の発見にもつながり、実 施することで助けられる人がいる との考えをお話いただきました。 さらに、「財産があるのにも関 令和3年9月 日(水)本会 901会議室におい て、保険 料(税) の徴収事務に3~5 年程度従事して いる担当市町職員を 対象とした「令 和3年度保険料(税 )徴収事務担当 者研修会(応用編) 」をWeb会議 サービス「Zoom 」を使用して開 催し、 保険者( 名)の職員が参 加しまた。 講師には特定非営利活動 法人 ローカルガバメント ・ネットワーク 理事長の堀 博晴氏を迎え、 「捜索か らインターネット公 売」と題した講 義が行われ、滞納者 に対する対応や わらず支払わない滞納者に対して 適切に差押え等を実施すべきであ り、9割以上の納期内納税者がい ることを意識して日ごろの業務に 励んでもらいたい」と参加者へ訴 えました。 受講者アンケートでは「ノウハ ウを知ることができる貴重な機会 となった」、 「基本から、実用的な 事まで学ぶことができたため、日 頃の業務に活かしたい」との声が 上がり、徴収実務を行っていくう えでの知識や手法を学ぶことがで きる有意義な研修となりました。 令和3年 月8日(金)本会 901会議室において、保険 者 等の第三者行為求償事務につ い て更なる理解を深め、取組強 化 を図り、円滑な事業運営に資 す るための研修会が、県内国保 保 険者及び介護保険者、広域連合、 栃木県職員を対象に、Web 会 議サービス「Zoom」を使 用 して開催されました。 第三者行為求償事務アド バイ ザーの宮井 昭治氏による講演が行 われ、資料をもとに事務の基本や 考え方、経験を基にした取り組み ポイント等について講演がありま した。 講義の中で宮井氏は、 「第三者行 為求償は、本来住民の方が窓口に くるものだがなかなか来てくれ ない」と話し、保険者のアピール が必要であることを訴えました。 さらに、第三者行為求償事務を 実施するにあたって、「市町にお いて求償件数の目安(見込み、予 測)を出して取り組んでみてほ 保険料(税)徴収事務担当者 研修会(応用編) 第三者行為求償事務 アドバイザーによる研修会 29 23 39 10 ▲画面を通じて受講者に訴える 堀 博晴氏 ▲保険者との意見交換を行う宮井 昭治氏 REPORT リポート 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 26

RkJQdWJsaXNoZXIy ODQ0MTk3