栃木の国保 Vol.72 2022.1/ NEW YEAR

い」と参加者に向けたアドバイス があり、事前質問対する回答と 共に、保険者との意見交換が行わ れ、本研修会は終了しました。 研修会終了後に実施されたアン ケートでは、「現場目線のとても わかりやすい説明だった 」 「各 市町の意見対応が聞けて良かっ た」との声が上がり、第三者行為 求償事務の課題や重要性をより認 識できた研修会となりました。 本研修会は、本会と栃木県国民 健康保険運営協議会長会(会長・ 塚田 典功 宇都宮市国保運営協議 会会長)との共催により、国民健 康保険運営協議会委員の国保に関 する認識を深め、県内国保事業の 健全な運営に寄与することを目的 とし、 月 日(水)に開催され ました。 今年度においては、新型コロナ ウイルス感染拡大防止として、W eb会議サービス「Zoom」ま たは本会会議室への参集による開 催とし、国民健康保険運営協議会 委員及び関係職員等177名が参 加しました。 初めに、主催者挨拶として広瀬 寿雄理事長(下野市長) (代読=篠 﨑直樹常務理事)は、保険者努力 支援制度における本県の状況にふ れ、「令和3年度速報値によると 、 市町村分の1人当たり交付額は、 全国で第 位という結果となって いる。評価指標ごとに見ると、重 複服薬関連、データヘルス関連、 第三者求償、法定外繰入の削減等 、 多くの項目において高評価となっ ている」とし、「本会の取り組み が保険者機能の強化、また、保険 者努力支援制度の評価に結びつく よう、今後もより一層、保険者支 援を充実させて参りたい」と、述 べました。 続いて、塚田会長は、国保の財 政についてふれ、 「新型コロナウイ ルス感染症の影響にる一時的な 医療費の減はあったものの、国保 の財政運営を高齢化による医療費 の増加に対応できる安定的なもの とするためには、保険税収入の確 保は益々重要となる。また、本県 の保険税収入はここ数年、全国で 第 位という状況が続いており、 引き続き積極的な取り組みが求め られる」とし、「こうした状況を 踏まえながら、引き続き保険者業 務を支えるとともに、国の健全 な運営に努め考えである」と述 べました。 来賓挨拶では、栃木県保健福祉 部国保医療課長の相子 有一氏が、 国民健康保険制度を取り巻く状況 について述べました。 栃木県国民健康険団体連合会理 事長感謝状贈呈式 続いて、栃木県国民健康保険団 体連合会理事長感謝状贈呈式が執 り行われました。国保の事業運営 において長年にわり尽力された 方を表彰するもので、5名の国民 健康保険運営協議会委員が受賞さ (受れ賞ま者しはた 感 。 謝状贈呈者名簿の とおり) データヘルス計画による予防・健 康づくり 講師として東京大学未来ビジョ ン研究センター特任教授 古井 祐 司氏を招き、「デタヘルス計 による予防・健康づくり」と題し 、 Web会議サービス「Zoom」 により講演が行われました。 講演では、データヘルス計画に よる地域の健康課題 の解決に資する 令和3年度 国民健康保険 運営協議会委員研修会 10 20 栃木県国民健康保険団体連合会理事長感謝状贈呈者名簿 保険者名 職 名 氏名(※敬称略) 栃 木 市 国民健康保険運営協議会委員 野﨑 泰宏 鹿 沼 市 国民健康保険運営協議会委員 若林 キミ 小 山 市 国民健康保険運営協議会委員 塚田 錦治 さ く ら 市 国民健康保険運営協議会委員 瀧澤 久子 日 光 市 国民健康保険運営協議会委員 沼尾 進 22 46 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 27

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