栃木の国保 Vol.72 2022.3／ SPRING

菜の花に包まれた国重要文化財の青木邸 突 撃 ル ポ みてある 第 134 回 那須塩原市 30 那須塩原市 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 12 那須塩原市 那須塩原市は、首都圏から １５０キロメートルの栃木県 の北部に位置しています。市 の面積の半分は、那須火山帯 に属した湯量豊富な塩原温泉 郷や板室温泉、三斗小屋温泉 をはじめ、箒川沿いの四季折々 に彩を見せる塩原渓谷や沼ッ 原湿原代表とした観光の名 所となる自然豊かな山岳部が 占めています。残りの半分は、 北側を那珂川、南側を箒川に 挟まれた緩やかな傾斜の扇状 地で、ＪＲ東北新幹線と宇都 宮線の那須塩原、黒磯、西那 須野の各駅周辺と国道４号と 人と自然がふれあ う やすらぎのまち 国道４００号沿いに市街地が 形成されています。 酪農も盛んで、生乳の粗生 産額は本州第１位（全国第４ 位）を誇っています。 また、「人と自然がふれあう やすらぎのまち 那須塩原」 を将来像として、「市民協働に よるまちづくり」、「効率的・ 効果的な行財政運営による 立したまちづくり」、「安全に、 安心して暮らせるまちづくり」、 「個性が輝くまちづくり」の４ つのキーワードを掲げながら 様々な取り組みが行われてい ます。 令和３年３月には、 年後 の那須塩原駅周辺の将来像を 描いた「那須塩原駅周辺まち づくりビジョン」が策定され、 那須塩原駅周辺が栃木県北の 玄関口となるように取り組ま れる他、公民館などを拠点と した分散型の地域づくりも併