栃木の国保 Vol.72 2022.3/ SPRING

を図るため、 国保総合シ ス テムの機能改 善による保険 者事務の効率 化と国保情報 集約システム 及び国保デー タベース(K DB)シス テ ムの適正な運 用を行うとと もに、保険者 ニーズの把 握 に努め、価値 あるデータ の 提供を行い保 険者支援の充 実に努める。 また、第三 者行為損害 賠 償求償事務 については、 引 き続き事業範 囲の拡大を検 討しながら、 求償金の滞 納 防止に努め、 保険者事務 の 効率化を図る。 さらに、海外療養費不正請 求対策支援業 務の適正な事 務の執行と、 国保税賦課 シ ミュレーショ ン支援事業の 充実に努め、 事業の推進 を 図る。 実効性のある保健事業の支 援強化と特定健診等データ 管理業務の適正執行 国保データベース(KDB) システムの活用による保健事 業を推進す るとともに、 栃 木県保険者協 議会を通じて 地域・職域保 険の連携強 化 を図るなど、 市町保健事 業 の支援を行う。 また、医療 保険情報を 活 用したデー タ分析、生活 習 慣病(予備群 )減少のた め のデータ提供 活用支援等の データヘルス の充実を図る とともに、高 齢者の保健 事 業と介護予防 の一体的な実 施、特定健診受診率向上支援 の充実強化等により医療費適 正化の推進に努める。 さらに 、特定 健診等 の データ管理業 務の適正執行 を行い、保険 者事務の効 率 化に努める。 介護保険・障害者総合支援 事業関係業務の適正執行 介護給付費、障害者総合支 援給付費等の 審査支払業務 を適正に執行する。 また、保険者ニーズに沿っ た介護保険者 事務共同処理 事業を展 開すると ともに、 介護給付適正 化事業の一層 の充実強化に努める。 さらに、関係機関との連携 を強化し、介護サービスの質 の維持・向上を図る。 また、国において令和5年 度に導入するケアプランデー タ連携システムに係る影響分 析を行うなど、本稼働までの 準備に万全を期す。 新規事業への対応 本会中期事 業計画に基 づ き、保険者の ニーズに対 応 した事業を実 施するととも に、令和6年 度における 次 期国保総合シ ステムをはじ めとした国保 中央会標準シ ステムのクラ ウド環境への 移行のほか、 関連する本 会 独自シ 更改に係る 準備に万全を期す。 また、WEBを活用した広 報事業の拡充 やデータ分析 業務を担う人 材の更なる育 成に努める ほか、県と連 携 して介護・福 祉分野の処 遇 改善に係る補 助金事業を適 正に実施し、 公的機関と し ての役割を果たす。 成果を生み出す組織体制・ 事務運営等の整備 保険者に満足してもらえる 成果を生み出す事業を効果的 に進めるため、令和4年度本 会事業計画の重点目標の取り 組み方針に沿って事務局体制 の整備、職員の資質 の向上、 事務運営の改善努める。 また、組織の運営と業務の 信頼性・有効性確保 のため、 情報セキュリティ強化に努め る。 (4) (5) (6) (7) 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 4

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