栃木の国保 Vol.72 2022.3/ SPRING

下野市は栃木県の中 南部に位置し、 東に鬼怒川と田川、西に思川と姿川が 流れる高低差のあまりない、古来より 開けた平坦で安定した自然災害も少な い地域です。市内には、国指定史跡 「下 野国分寺跡」をはじめとする歴史的文 化遺産が数多く点在していま。 また、面積は約 ・6㎢で県内の市 の中では最小の面積で はありますが、 都心から約 ㎞圏内に位置し、交通の 利便性も優れています。市内には、国 道4号線及び国道新4号線が縦貫して おり、またJR宇都宮線上には小金井 駅、自治医大駅、石橋駅の3つの駅が 存在しとても暮らしや すいまちと なっています。 下野市では、より豊かで活力ある魅 力あるまちとしてステップアップを図 るため、「ともに築き 未来へつなぐ 幸せ実感都市」の実現を目指して第 二次下野市総合計画のと、日々邁進 しているところです。 人々の幸せのためには健康は欠 かせな いものであり、本市では「下野 市国民健 康保険データヘルス計画(第2期) 」及 び「下野市国民健康保険特定健康診査 等実施計画(第3期) 」、 「健康しもつけ プラン(第3次下野市健康増進 計画)」 を定め、市民の健康のため保健 事業の推 進に努めています。さらに令和 3年度か ら、高齢者の保健事業と介護予 防の一体 的実施事業の取組を開始したと ころです。 本市の国保運営協議会会長を務 められ る磯辺 香代氏は、平成 年5月に下野 市の市議会議員に当選され、現 在4期目 在職中であり、教育福祉副委員 長等の要 職を歴任され、様々な分野でご 活躍され ております。また本市の国保 運営協議 会会長には平成 年5月に就任され、国 民健康保険の健全な運営を図る ためにご 尽力されております。 現在、国民健康保険をめぐる情勢は、 少子高齢化の進行や医療費の増 加等によ り大変厳しい状況でありますが 、磯辺会 長におかれまては、豊かな知 識と幅広 い経験を生され、国民健康保 険の安定 的な運営を図りながら安心し て暮らせ る健康で明るいまちづくりの実 現のため、 ご活躍いただけことを期待し ておりま す。 会長の一言 74 85 21 18 26 「今も気になっている委員(医師)からの意見」 何年か前の運協で委員(医師)から「生活習慣病で既にクリニックに 通っている人は、特定健診を受けなくてもよいのでは?」との意見をい ただきました。本人が気づいていない生活習慣病を発見するのが特定健 診の役割なのだからという訳です。以来、検査の重複を避けて無駄を省 くことができる検査体制の必要性を感じています。 磯 いそ 辺 べ 香 か 代 よ 下野市 国保運協会長プロフィール 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 8

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