栃木の国保 Vol.72 2022.6/ SUMMER
巻 頭 言 真岡市長 石坂 真一 21 2 60 15 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 1 真岡市は、四季折々の自然の恵 みを受け、先人のたゆまぬ努力と 市民の郷土愛に 支えられながら、 市民との絆を大切に協働によるま ちづくりに取り組んでおります。 市民一人一人の健康は、誰もが 健やかで、安心していきいきと生 活できる、暮らしやすい地域社会 を築くための基盤であります。本 市においては、「自分の健康は自 分で守る」という意識を基本とし 健康づくりを 推進する「真岡 市 健康 プラン( 期計画)」及び、 特定健診やレセプト等から得られ る健康医療情報を活用し、分析し た結果を効果的に健康課題に反映 する「真岡市国民健康保険第2期 データヘルス計画」の整合性を図 り、生活習慣病に重点を置いた保 健事業を展開しております。 本市の令和3年度健診結果では、 約3人に1人が「メタボ該当・予 備群」となっています。今年度は 特に、メタボ直前期者への早期介 入保健指導や、糖尿病重症化予防 対策である生活習慣改善の個別指 導を実施するなど、積極的な指導 体制を整えると とも に、引き続き「ち ゃ れんじ day歩こ うか真岡」や「歩き塾」、 「ラジオ体操講習会」な ど運動習慣の定着 に向け た事業に取り組んでいるところで す。 また、この4月から、毎月 日 を「ベジチェックデー」とし、ま ちなか保健室の「駅前館」、「田町 館」において気軽に野菜摂量を 測定する機会を設けており、食生 活の改善や、動機付け支援につな がるものと期待しております。 さて、国民健康保険につきまし ては、令和3年度から令和5年度 を期間とした「栃木県国民健康 険運営方針」に基づき、県と市町 により、保険税水準の統一を目指 した検討が進められ、広域的に効 率的な財政運営の推進が図られて おります。 本市といたしましても、収納率 の向上対策を図るとともに、被保 険者皆様が安心て健康的な生 活が送れるよう、資格管理の適正 化や生活習慣病に重点を置いた保 健事業の実施を推進してまいりま す。 新型コロナウイルスの影響によ り、社会情勢や地域経済の変化が 続く中でありますが、新しいライ フスタイルに希 望を持ちながら、 しっかりと真岡市の魅力を発信し、 「選ばれる 都 ま 市 ち もおか」の実現を 目指したまちづくに全力で取り 組んでまいります。 新しいライフスタイルに希望を
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