栃木の国保 Vol.72 2022.6/ SUMMER

◆栃木市の概要 栃木市は平成 年3月に1市3町 (旧栃木市、旧大平町、旧藤 岡町、旧 都賀町)が合併し誕生しました。その 後、平成 年 月に旧西方町、さ ら に平成 年4月に旧岩舟町と合併し現 在の栃木市となりました。栃木県の南 部に位置し茨城県、群馬県、埼玉県 との県境接しています。人口157, 861人、高齢化率は ・6%(令和 3年4月1日現在)で、国や県と比較 し高くなっています。 本市では、平成 年3月に栃木市健 康増進計画を策定し「健康寿命の延伸」 を基本目標に掲げ 、「栄養・食生活」 「身体活動・運動」「喫煙」「こころの 健康」「歯と口の健康」 「健康診査・検 診」の6つを重点領域として取り組み を推進しています。 また、平成 年9月には、市民 の 皆様に健康づくり の基本的な考え方 を知っていただく ことを目的に健康 都市宣言を行いまた。 ◆ 「身体活動・運動」領域に ついての課題 計画策定時の本市 の主要死因別の 標準化死亡比をみ ると、壮年期では、 虚血性心疾患・ 脳内出血・糖尿 病・ 脳梗塞・くも膜下 出血・がんが高い 状況でした。その後 の中間評価では、 虚血性心疾患・くも 膜下出血は依然 高い状況が続いていました。 また、平成 年8月に 実施した 「栃木市生活習慣等に関する アンケー ト調査」の結果に よると、運動習慣 のある者の割合は 減少しており、特 に男性の ~ 歳代、女性の 歳代 の運動習慣が少な い状況でした。運 動習慣が少ない青 壮年期は働き盛り や子育て世代であ り、運動をする時 間を確保すること が難しい状況です。 運動不足は、生活 慣病に罹るリス クが高くなるため 、日常生活におい て身体を動かす習 慣をつくる取り組 みが必要です。 ◆ 市職員向け 「 ちょこっとウォーク ~ スニーカービズ~」 青壮年期に 対する取り 組みを推 進するにあたり、ま ずは青壮年期の 職員が多く所属す る市職員を対象に、 多くの時間を過ご す場で、スニー カー等歩きやす い靴を履き、仕事 の合間や休憩時間 などを利用して手 軽に歩く機会を確 保するスニーカー 栃木市 健康増進課 主査(保健師)南木 真由美 いきいき元気!あったか とちぎ 栃木市健康増進計画の推進について〜身体活動・運動領域編〜 なんもく ま ゆ み 22 23 10 26 31 26 29 30 30 40 30 保健師 活動報告 ” “ △ 執務中スニーカーを着用する職員 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 24

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