栃木の国保 Vol.73 2023.1/NEW YEAR

会長の一言 小山市は、栃木県 南部に位置し、 東京からは北に約 ㎞、県都宇都宮 市からは南に約 ㎞の距離にありま す。地形は、関東平野のほぼ中 央で ほとんど起伏がなく、市中央 部に思 川、東部に鬼怒川西部に巴波 川が 流れています。また、思川の東 部に 広がる小山台地と 川・田 川流域 の鬼怒川低地、思川の西部には思川・ 巴波川流域の思川低が広が ってい ます。 市街地の周辺には農地や平 地林の 田園環境が広がっており、コ ウノト リが定着・繁殖したラムサー ル条約 湿地「渡良瀬遊水地」をはじ めとす る豊かな自然環境と数多くの歴史的・ 文化的財産を有し、農業・商 業・工 業のバランスがとれたまちと して発 展しています。 また交通においては、鉄道 が、南 北のJR宇都宮線と東北新幹 線を軸 に、東からJR水戸線、西から JR 両毛線が小山駅で結節する 一方、道 路は、国道4号と新4号国道 国道 号の広域幹線道路 が市内を南北、 東西に貫いており、圏央道五 霞IC に至近で接続できるなど、交 通の要 衝となっています。 さて、本市の国民健康保険運 営協 議会会長を務めら れる苅部勉氏は、 平成 年4月より小山市議会議員に 就任され、市議会おいては、 民生 常任委員会委員長、議会広報 委員会 委員長、予算審査常任委員会 委員長 などを歴され、現在3期目 を迎え られております。 国民健康保険運営協議会で は、平 成 年5月に委員に就任され、令 和 元年7月か会長として、本 市国民 健康保険事業の健全運営及び 被保険 者の健康の保持・増進のため にご尽 力いただいており、特に本市 におい て長らく課題であった法定限 度額と 大きな隔たりあった課税限 度額に ついても段階的引上げにより 解決さ れております。 また、令和4年6月には栃木 県国 民健康保険運営協議会長会の 副会長 に就任されました。 市町村が行う国民健康保険事業は、 平成 年度の制度改革により、都道 府県と市町村が共同して運営 する事 業となりました。新たな制度 の下で は、医療費の増大への対応、保 険税 負担の平準化、市町の事務の 標準化 等、様々な課題がございます が、苅 部会長におかれましては、幅 広く豊 かなご見識とご経験を活か され、国 民健康保険事業の維持・発展安全・ 安心で、市民がいきいきと元 気に暮 らせるまちづくり の実現のために、 ご活躍いただけますことをご 期待し ております。 健康寿命を延ばそう 国民健康保険事業の現状は、高齢化、医療の高度化、生活習慣病の増加など様々 な要因で一人当たりの医療費が増加し、事業の運営を圧迫しています。 この様な中、本市においては、市民一人一人が心と体の健康づくりを実践し、「い つまでも元気でいきいきと暮らすために健康寿命を延ばそう」の理念に基づきライ フステージに対応した健康づくり、地域での健康づくり等の多様な取り組みが行わ れています。 市民自らの主体的な健康管理や健康づくりが、国民健康保険事業の安定した継続 には欠かせないものとして、支援、啓発していきたいと思います。 国保運協会長プロフィール 苅 かり 部 べ 勉 つとむ 小山市 60 30 50 23 27 30 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 12

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