栃木の国保 Vol.73 2023.1/NEW YEAR

田園工業都市として 発展する大田原市 大田原市は、県の北東部に あり、清流那珂川と箒川に囲 まれた、那須五峰から広がる 那須野が原の扇状地にあたり、 市の中西部は市街地を構成す る都市機能の集積度が高い活 力あふれるエリアで、東部は 八溝山系の美しい山並みが連 なります。また、侍塚古墳や 大雄寺などの旧所名跡等が数 多くあり、歴史と文化の香り 高いまちでもあります。 首都圏より150キロメー トル圏内にあり、自然災害が 少なく地震に強い地盤と調和 のとれた自然環境、豊富な工 業用水などの立地条件を活か し、田園工業都市として発展し ています。4か所の工業団地 を有し、総面積283・7ヘク タールに医療機器・通信機器 製造をはじめとする高度な最 先端の技術 た優良企業 が操業しています。また、 清流、 肥沃な土地、自然環境に恵ま れた大田原市は、生産量日本 一の唐辛子や県内第1位の水 稲のほか、ウド、ニラねぎ、 トマト、アスパラガスなどの 野菜、ブルーベリー、スイカ、 イチゴ、梨などの果樹が栽培 され、首都圏の食卓を彩る農 産物の一大生産地となってい ます。市内の飲食店では、唐 辛子(栃木三鷹) を使用した「さ んたからあげ」や「とんがら しラーメン」など旨辛グルメ を味わうことができます。 大田原市の目指す まちづくり 大田原市総合計画基本計画 【後期】では『未来につなぐ国 造り』を合言葉に、互いに知 恵を出し合い、思いやりの心 や郷土愛を育み、互いに敬い 共に汗を流して 働くことで、 いつまでも住み続けたと思 う愛着と誇り持てる活力あ ふれる豊かなまち「知恵と愛 のある 協働互敬のまち お おたわら」を市の将来像とし、 その具現化を目指しています。 しかし、少子化、高齢化の 進行、激甚災害の頻発化、デ ジタル化の進展、そして新型 大田原市 知恵と愛のある 協働互敬のまち 突 撃 ル ポ みてある 大田原市 大田原市 第 137 回 羽田沼の白鳥。 11月中旬~3月初旬頃にかけて滞在する。 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 14

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