栃木の国保 Vol.73 2023.1/NEW YEAR

ような工夫が必要と考えています。行動変容 ステージの違いもありますが、年齢や理解度 によって介入度合 変わってくるため、対 応についても検討していきます。7・6%の 方は以前保健指導を受けたため不参加ですが、 逆に参加者の中にリピーター もいます。グ ループ支援の中で「 『実施できなかった』、 『減 らなかった』のはどうしてか一緒に考えます」 と伝えているため、リピーターにさせないよ う3か月後評価実施後の支援 の検討なども 行っていきます。併せて、改善きた方へも 次年度の健診までの期間が長いため、支援終 了後も継続できるよう支援内容を展開して いきます。 下野市の健康課題として、「生活習慣の悪 化から肥満になり、改善しないことで重症化 へと進んでいくと考えられ、生 活習慣病対 策・予防、特に血糖値・血圧対策に積極的に 取り組む必要がある」ことを挙げ、まず健診 で自身の体の変化に気づき専門職と一緒に楽 しく生活習慣の改善をすることで生活習慣病 ひいては重症化予防につなげてきたいと考 えています。 現在、参加勧奨は電話と通知のみで行って いる状況のため、今後は電話勧奨にて日程を 理由に不参加方等から、訪問をして勧奨や 初回面接の実施を行っていきたいです。内容 だけに限らず、対象の方に合わせ指導方法 についても引き続き考えていきたいと思いま す。 △ 動機付け支援の様子 △ 行動変容の継続を目的とした運動教室の様子 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 27

RkJQdWJsaXNoZXIy ODQ0MTk3