栃木の国保 Vol.73 2023.1/NEW YEAR

医薬品提供等を通じて 県民の健康維持への寄与を目指す 栃木県薬剤師会 会長 梅 野 和 邦 42 24 30 10 11 10 29 31 10 88 63 60 新年のごあいさつ 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 6 新年あけましておめでとうござ います。 栃木県国民健康保険団体連合会 の皆様には、日頃から本会会務運 営に対しましてご協力とご支援を いただいており厚く御礼申し上げ ます。 昨年は 年ぶりに栃木県におい ての国体「いちご一会とちぎ国体」 と初めての障害者スポ ーツ大会 「いちご一会とちぎ大会」が開催 されました。本会ではこれらの大 会期間中にアンチ・ドーピング活 動を計画準備すべく、令和元年開 催の茨城県大会から視察を始め備 えていたところ、その年末に中 で発生した新型コロナウイルス感 染症の世界的なまん延により、翌 年からの鹿児島大会、三重大会と たて続いて中止となってしまいま した。昨年においても感染の波は 繰り返していて開催可否が心配 されましたが、冬季大会は1月 日から 日まで、本大会は 月1 日から 日まで、障害者スポーツ 大会は 月 日から 日までの期 間、無事開催され、本会のアンチ ・ ドーピング活動が成功裡に終える ことができたことは大きな喜びと なりました。 新型コロナウイルス感染症対策 についても本会では、引き続き医 師会、歯科医師会、看護協会や行 政と連携し、各集団接種会場にお いてコロナワクチンの充填作業、 抗原定性検査キットの提供、自宅 等で療養されている方々への医薬 品提供等を通じて県民の健康維持 に寄与してまいる所存です。 また、国が推進している医療デ ジタルを基盤とした体制づくりと して、保険薬局においては国民が 安全で安心な医療提供を享受でき るために、現在オンライン資格確 認カードリーダーの設置を進めて おります。本年4月には原則義務 化となっていることすが、昨年 月現在で栃木県の保険薬局の申 し込み率は %、接続率 %、運 用率 %となっており、さらなる 努力が必要と感じております。さ らに電子処方箋の仕組みの構築も 含めこれからの薬局業務のデジタ ル化は大きく進んでいくもの思 慮しています。 薬局、薬剤師の役割の一つとし て、患者様へ必要な医薬品を適切 かつ過不足なく供給することが求 められていますが、直近の医 供給不足は非常に深刻な事態であ るととらえており保険薬局が患 者様のニーズに応えていくために も1日も早く改善することを切に 願っております。 本会としましては、本年も引き 続き貴連合会と協力して被保険者 の皆様のためのお薬相談等のお手 伝いをさせていただければと考え ており、栃木県国民健康保険団体 連合会の皆様にご支援をいただけ ますようお願申し上げ、本年が 皆様にとっ良い年でありますこ とを祈念し新年のご挨拶とさせて いただきます。

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