栃木の国保 Vol.73 2023.3/SPRING

者数を上回る社会増を6年連続 で達成しています。転入者の約 %が 歳以下となっており、 若い世代が子どもと一緒に転入 されるケースが増え ること から、学童保育施設の新築や子 育て支援の拡充により、安心し て出産・子育てができる環境を 整えています。 今回は「脱炭素先行地域」に も選ばれ、町民の暮らし質の 向上を実現していく芳賀町を訪 れ、芳賀町の目指すまちづくり や医療費適正化に向けた課題、 収納率向上のための取組健康 づくり支援等についてお話をう かがいました。 資格管理の取組 住民課の山本主任主査に住民 課における取組についてうかが いました。 山本主任主査は「社保加入に より国保の資格を喪失している にもかかわらず、国保離脱の手 続きをしないことで、国保税が 課税され続ける状態なってい るケースが見受けられます」と 話し、国保の資格管理が課題と なっていることを指摘ます。 制度改正により、国保を離脱し 社会保険に加入する人が今後も 増えていくことを踏まえ、国保 離脱の手続きを行うよう町の広 報紙やケーブルテレビ等おい て広報しているそうです。 また、税務課と協力し、国保 の資格を喪失していると思われ る被保険者に対して、国保離脱 に係る手続きの勧奨も行ってい るそうです。 毎年度全戸配付している「健 康カレンダー」においても国保 の手続き案内を掲載していると のことで、来年度版は見やすく 85 45 芳賀町を代表する特産品の梨 ▲ 住民課 山本主任主査 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 11

RkJQdWJsaXNoZXIy ODQ0MTk3