栃木の国保 Vol.73 2023.3/SPRING

2月 日(月) 、国保連合会大会議 室において通常総会が開催され、議 決事項 議案すべてが原案どおり可 決承認されました。 公的機関としての役割を果たす 総会の開会にあた り、入野正明 副理事長(市貝町長)は、昨年 月 9日の予防接種法の改正により、令 和8年度から予防接種がデジタル化 されることについて触れ、「全国の 国保連合会において、予防接種費用 の請求支払事務を市町からの委託に 基づき実施することとなった。本会 においては、適切な事務処理を行い、 公的機関としての役割を果たして参 りたい」と述べました。 モデル事業の実 施など具体的 な検討を進めていく 障害者総合支援法に基づく地域生 活支援事業については、「現在、各 市町が実施している支払業務につい て、一部の市町から委託の要望を受 け、内部で検討をした結果、対応が 可能と判断した」と報告されました。 また、「本年度中に全市町への意向 調査を実施したうえで、令和5年度 中の受託開始に向け、モデル事業を 実施するなど、具体的な検討を進め ていくので、ご理解いただきたく思 う」と述べ、あいさつとしました。 全議案を原案どおり可決承 認 本総会では議長に広田茂十郎 益 子町長が選出され、報告事項2件と 議決事項 議案など厳正に審議し、 全議案原案どおり可決承認されまし た。 令和5年度栃木県国民健康保険 団体連合会事業計画 1 基本方針 国民健康保険は、我が国の医療保 険制度の中核的な役割を担い、地域 住民の医療の確保と健康の保持増進 に大きく貢献している。 しかしながら、国民 は高 齢者の加入割合が高いことにより医 療費が増高する一方、所得水準が低 く保険税の負担割合が高いといった 構造的な問題を抱えるほか、急速な 高齢化による医療費増加、被用者 保険の適用拡大、長引く新型コロナ 令和5年度事業計画・歳 入歳出予算など全議案を 可決承認 令和4年度栃木県国民健康保険団体連合会通常総会 13 23 12 23 ▲ 開会挨拶をする 入野正明 副理事長 ▲ 議長の広田茂十郎 益子町長 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 2

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