栃木の国保 Vol.73 2023.3/SPRING

参加者自身が、自らの健康づくりを継続し ていくために、教室参加中の約2か月間は、 食事記録と運動記録、体重等の記録を必須と し、教室時に保健師が記録を確認し、ひと言 メッセージを記載しています。健康運動指導 士と保健師が参加者のがんばりを認めながら 個別にアドバイスを行い、参加者のモチベー ションを高めることが出来るよう、生活改善 のサポート行っています。 ◆運動継続のた めに自主運動グ ループ設 立へ! 「かんたんフィットネス教室」卒業後も継 続した運動が出来るよう、平成 年度教室開 始当初から保健師が、自主運動グループの設 立支援を行いました。現時点で か所(昼の 部8か所、夜の部5か所)設立されています。 各グループで1,000円~2,000円 程度の自己負担を徴収し、施設使用料や講師 (健康運動指導士)謝礼にあて、「自分の健康 は自分で守る」の理念のもと、健康づくりに 取り組んでいます。毎年の「かんたんフィッ トネス教室」卒業生も加入していますが、自 主運動グループ参加者が、運動継続のメリッ トを友人やご近所さんへ広め、口コミで参加 者が増え、継続したグループの運営に繋がっ ています。新型コロナウイス感染拡大伴 い、グループの運営に不安を抱きながらも、 メンバーで相談しながらコロナ禍での健康づ くりに取り組んでいます。 ◆自主運動グル ープ設立後も継 続した支 援を! 自主運動グループ設立後は、リーダーを中 心に自主運営としていますが、活動意欲を維 持・向上するための支援として、「自主運動 グループサポート事業」を実施 います。 本事業における「サポーターコス」の一 環として、グループの課題把握のためにアン ケートを実施したところ、年々参加者が高齢 となり、膝の痛みや腰の痛みを抱えながら運 動を継続している方が多くいることが把握で きました。そのため、令和 年度は理学療法 士を講師に招き、「健康いきいき ひざ痛・ 腰痛予防」と題し、講話と実技指導を実施し ました。解剖学の話から、運動の必要性講 義いただき、参加者には、改めて運動の重要 17 13 4 △かんたんフィットネス教室での運動の様子 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 21

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