栃木の国保 Vol.73 2023.3/SPRING

小学校から始めた陸上競技を 歳手前まで続け、その後、指導者 や役員として陸上競技と関わって きましたが、6年前に大病を患い、 トレーニングや継続的な指導をす ることが難しくなってしまいまし た。 小学校時代から 年以上陸上競 技と共に生活していたので、寂し い状況が続いています。 現在は、1日 分の散歩と体操 が、私の健康法といえるものです。 陸上競技以外の私の趣味につい て、お話ししたいと思います。 歳手前で競技者としての引退 をした後陸上競技以外の趣味が 無かった私に、知り合いの先生か ら写真を勧めていただき、約 年 間のめり込みました。 風景写真を主に撮影していまし たが、様々な場所撮影していく 中で、 “風景写真の究極は、北海道” だということに至り、 年以上通 い続けまし。 特に、春夏秋冬、年間を通して、 日本一の風景が楽しめる“美瑛~ 富良野エリア”に出会えたことで、 私の写真熱は最高潮達した次第 です。 春 夏 秋はもちろんの こと、マイナス 度を下回 る厳冬期には、本州では見 ることのできない貴重な風 景に出会う がきまし た。 北海道に通い続けていく 中で、北海道は、風景だけ ではなく食の宝庫である とともに、人の宝庫でもあ ることに気付かされました。 地元の多くの方々と知り合い、 様々な触れ合いをしていく中で、 人の温かさと、懸命に生きること の素晴らしさを学ばせていただき、 本当の心の豊かさを知ることがで きました。 そして、北海道沼は、底無しと なっていることに気付かず、どん どん深く深くはまっていくことに なりますが、“北海道へ行くこと 自体が、私の健康法となっていた” といっても過言ではありません。 また、東日本大震災の際には、 北海道の知り合いのパン屋さんか ら、とてつもない量のパンを送っ ていただき、感謝に堪えなかった ことを思い出します。 大病を患ってからは、カメラに 触れることも憚られる状況が続い ており、またコロナ禍ということ もあり、何かと厳し状況の中に いますが、様々な条件が整、ま たいつの日か北海道行脚により、 心身ともに癒される日を夢見 ます。 30 40 30 30 20 15 ・ ・ 20 真岡市 国保年金課 課長 上 うえ 野 の 努 つとむ ▲ 北海道空知郡中富良野町にて(7月撮影) ▲ 北海道上川郡美瑛町にて(7月撮影) ▲ 北海道上川郡美瑛町にて(2月撮影) 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 8

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